総選挙での前進めざし、県内3カ所で緊急会議

 日本共産党長崎県委員会は8月7日、明日にも解散される可能性があることをふまえ、緊急の会議を長崎市、佐世保市、諫早市で開きました。会議には、県下の県役員、地区役員、支部の役員、議員らが参加しました。
 このうち長崎市の会議では、山下満昭県委員長が報告に立ちました。
 山下県委員長は、解散が濃厚な状況を具体的に示しながら、今度の選挙を「よしきた!」と積極的なかえまで迎えることが重要と指摘。そのために情勢を深いところからつかむことが不可欠であり、外交、内政と国の財などでの自民党政治のゆきづまりについて詳しく紹介しました。
 そして、戦後60年つづいた自民党政治の大きな危機であり、そこを大本からつかむと、自民党から派生した民主党ではゆきづまりを打開できないことは明白になる、と強調しました。
 そして、長崎市の増員選挙で二つの1人区で勝利した経験などを示して、二大政党づくりを打ち破って前進することは大いに可能と述べました。
 そして、比例九州で二議席をかちとるために「比例を軸に」全力を尽くすとともに、選挙区選挙でも大いに勢いのある選挙にしようと呼びかけました。
 最後に、不破哲三議長の著書が新潮社から出版される例を引き、日本共産党の政治観にふれるとそれまで党を知らない人でも腑に落ちることが多々ある。そういうことにも大いに確信持って、短期決戦に勝利しようと訴えました。