諌早湾干拓や新幹線より
県民のくらしと教育を大事にする県政を
 高村知事候補が長崎市内の各所で訴え

 11月25日、高村暎知事候補は長崎市内の各所で、「県政の転換」を力強く訴えました。

 最初に、「民主長崎県政をつくる会」の山下満昭代表世話人(党長崎県委員会委員長)が、県知事選挙の意義と支援を訴えました。
 高村暎候補は、当日の長崎新聞の一面コラムを紹介しながら、「小泉改革とは、国民を勝ち組負け組に分けて、痛みを押しつけるもの。こうしたとき、県政に求められるのは、県民の暮らしを支えることだ」と強調。つづけて、「しかし今の県政は、矛盾だらけの諌早湾干拓をあくまで強行し、このあと調整池の水質改善にどれだけ県費をつぎ込むか分からないほどだ。また、多額の負担を強いる長崎新幹線を強行しようとしている」と現県政を厳しく批判しました。
 そして、「諌早湾干拓事業は根本から見直し、長崎新幹線は凍結して、県民の暮らしを守る県政に切り替えましょう」と訴えました。
 さらに高村候補は、子どもたちの競争を強いる県の教育行政が、多くの子どもを苦しめ、悲しい事件が後を絶たない実態にふれながら、「子どもを大切にする教育こそ必要です」と呼びかけました。
 高村候補の演説を聴き、大きく手を振って応援する市民の姿も見られました。