県政学習会と決起集会・高村事務所開きに150人
 諌早湾干拓・新幹線より、暮らし、こども、憲法大切にする知事を
 

 「民主長崎県政をつくる会」は12月10日、長崎市内で「事務所開きをかねた学習決起集会」を開き、県下から150人が参加し会場を埋めました。県政刷新めざす熱気にあふれる集会となりました。

 学習会では同会の代表世話人、日本共産党長崎県委員会の山下満昭委員長が、県政の問題点と政策の骨子について報告しました。
 山下氏は、@4年前の知事選挙での奮闘が県政を大きく動かして来たことに確信を。A各種指標から、ますます困難になる県民のくらしの実態。Bその中で、県民に願いに応えていない金子県政の問題点はどこにあるか。C県政を転換してこそ県民の願いがかなうこと…を詳しく詳しく解明しました。
 決起集会では菅正和「つくる会」選対本部長(:医師・健友会理事長)が、「政府いいなり県政から、県民が主人公の県政つくるために、総力尽くそうと呼びかけました。
 つづいて、県労連、県商工団体連絡会、新婦人県本部、大村市のつくる会の各代表が決意表明。日本共産党からは中田晋介県議が、「憲法を守ると言わず、米軍基地強化を容認し、子どもを苦しめていることに反省しない、知事はいらない。ぜひ高村勝利を」と訴えました。

 大きな拍手のなか登壇した高村暎知事候補は、「小泉構造改革は、日本の社会をゆがめてしまっている。金子県政は、国いいなりで、県民の期待にこたえていない。私は、大きな決意を持ってこのたたかいに挑みたい」と力強く述べました。そして、「諌早湾干拓は完成しても、さらに矛盾がひどくなる。今やろうとしている教育行政は、子どもと教師をさらに追い込むことになる。何としてもストップかけて、県民の願う県政を実現したい。力のつづく限り頑張りたい。最後までのご支援を」と訴えました。
 
 最後に吉田直弘選対事務局長が、「構成員が一人10人に支持を広げ、すべての地域でつくる会の活動を再開しよう」など当面の行動について提起。
 各団体から参加した人たちは、「県政のことがよく分かった。明日から支持を広げるようがんばりたい」など語り、選挙勝利の決意を固めあいました。