地方の切り捨て許さない!
ふちせ栄子候補が五島列島キャラバン


 日本共産党の選挙区候補、ふちせ栄子党県国会議員団事務所長は、6月5日から7日まで、五島列島を縦断し、国政革新への熱い思いを語り続けました。

 5日、新上五島町の奈良尾に着いたふちせ栄子候補は、橋本憲治五島市市議とともに、町内9ヶ所で宣伝カーから訴えました。
 自公政治によって、暮らしや命ともに、地方が切り捨てられいます。高齢で島に住むことができず本土に渡り、空き家になった家。三ヶ月前は営業していたのに、今はたたんでしまったお店…などが目につきます。
 ふちせ候補は、「格差社会は、暮らしとともに地方を痛めつけ、離島では人が減っていくばかりです。しかし、政治の光は本来、弱い立場の人たちにこそ注がれるべきではないでしょうか。大金持ちと大企業には減税、庶民に増税という逆立ちした政治を、日本共産党とともに変えましょう」と、心から訴えました。

 上五島町の青方で開いた夜の懇談会には21人が参加。11日は共産党の集まりは初めという人でした。「こんなに立派な石油備蓄基地があるのに、ガソリンは本土より何十円も高い。矛盾を感じる」、「ワカメ漁をしているが、やすい輸入品がドンドン入ってきて、非常に苦労している」…など、切実な思いが次々に出され、「共産党に本当に頑張ってほしい」と期待の声が寄せられました。

 6日は、五島市の旧町での街頭宣伝を8ヶ所で行いました。玉之浦の大宝では、グランドゴルフをしていた人たちがプレーを止めて、ふちせ候補の訴えに耳を傾けてくれました。そして演説が終わると手を振って、ふちせ候補を激励してくれました。
 同行した向原安男五島市議は、「大宝は五島の中でもとりわけ保守が強いところ。自公政治の矛盾で、変化が起きているようです」と感想を。
 昼休みに入った食堂では、「合併で職員もいなくなった。農業委員会もなくなった。客がうんと少なくなった」と、深刻な実態を店主が話してくれました。

 夜は、党群委員会事務所で参院選の決起集会。20人を前にふちせ候補は、「日本共産党が伸びないと政治は変わりません。比例では5議席確保して、春名さんを必ず国会に送りましょう。そして選挙区では私を押し上げて下さい」と力を込めて訴えました。

 7日は、堀江ひとみ県議の出身地、奈留島に江川美津子五島市議と渡り、ハンドマイクで6回訴えました。ふちせ候補の訴えに各所で声援が寄せられました。「堀江県議の誕生で、島の人たちの共産党を見る目が変わってきている」と、同行した佐々田勇二元福江市議は嬉しそうには話してくれました。
 午後は五島市に戻り、商店街など5ヶ所で、宣伝カーでの演説。「頑張ってください」、「応援しています」などの声とともに、「堀江さんは良かったですね。共産党に期待しいてます」という2人連れの女性もいました。

 5回目の五島入りとなった今回は、街頭宣伝を中心に取り組み、演説回数は30回に。「島の人たちの暮らしの実態にふれ、また、多くの声をお聞きし、本当に今の政治を変えねばという思いが強くなりました」とふちせ栄子候補。目前に迫った選挙本番に向け、エンジン全開です。