生活がきつくて、国保税の負担がつらい
ふちせ参院候補が、市民と対話・懇談

 5月27日、ふちせ栄子参院選挙区候補は、長崎市内で終日行動しました。
 茂木地区では、街頭宣伝をした後に、集まってくれた市民との「野外小集会」を二ヶ所で開きました。
 ふちせ候補が、諌早湾干拓や国保税問題などで、29日政府交渉に出かけることを話し、漁民の要望を聞きました。
 漁民らは、「有明海だけでなく、橘湾などで漁をする自分たちも被害を受けている。港までトラフグが来ていたのに来なくなってしまった」と、諌早湾干拓に批判的な声が出されました。さらに、「燃料の高騰や魚介類の輸入増加で、漁業はきびしい。そういう中で、国保税が高くて払うのがつらい」という声も出されました。
 また、「演説会では、一方的に話しを聞くだけ。今日は、話を聞いてもらえたので良かった」という人もいました。


 夜は大浦上区支部が主催する小集会が開かれ、約20人が参加しました。
 牧山隆長崎市議が地方選のお礼を述べ、臨時議会について報告。山本前市議が「参議院選挙は2回投票できる」と、比例選挙と選挙区選挙での支援を訴えました。
 ふちせ候補は、「21歳の頃、観光で訪れたのが長崎。原爆資料館の展示を見て、鳥肌がたつほどの衝撃を受けました。その長崎で暮らすことになり、平和の問題にはとりわけ力を入れたいと思いますし、憲法9条を守るため被爆地の代表として国会に送って下さい」と訴えました。そして、「春名なおあき元衆議院議員など、比例候補はベストチーム。必ず5人が当選するように、共産党の支持を広げて」と、参加者に心から呼びかけました。
 参加者からは、社会保険庁の解体問題や、後期高齢者医療制度につていの質問が出され、ふちせ候補らがていねいに答えました。