「お母さん、お母さん、お母さん」とだけ書いてあった手紙

 2007年5月13日、長崎健康友の会総会での、ふちせ栄子候補のあいさつを紹介します。

長崎健康友の会第32回定例総会でのあいさつ
              
 みなさん、おはようございます。ご紹介いただきました、ふちせ栄子でございます。総会の成功おめでとうございます。案内をいただきありがとうございます。日本共産党長崎県委員会を代表して、一言あいさつをさせていただきます。

 会長のあいさつの中でもふれていただきましたが、先のいっせい地方選挙におきまして、みなさんの大きなご支援で、堀江ひとみ前市議をトップ当選で県議会に送っていただき、また、本日、一緒に出席をしております牧山隆市会議員をはじめ5人の長崎市議を当選させていただき、議案提案権を持つ強い市議団をつくっていただきました。時津町・長与町でも議席を守っていただき、私からも心より感謝いたします。

 選挙中に、訴えました「増税・税金のムダ使い許さず、福祉・くらし・医療の充実を」の実現をめざして力をつくしてまいります。

 また、来賓のみなさんの口々から語られました参議院憲法調査特別委員会においての改憲につながる国民投票法案の強行採決、日本共産党の仁比聡平参議員は、満身に怒りを込め涙をこらえて反対討論を行いました。

 今日は、母の日でもあります。私には86歳と75歳の二人の母がおかげさまで健在です。また、3人の娘もおります。30年前になるのですが、特攻隊の出撃基地のあった鹿児島県知覧町にある資料館を訪ねた時に、「お母さん、お母さん、お母さん」とだけ書かれてある手紙を見つけ、涙をこらえることができませんでした。

 憲法九条のあった60年間は、日本の母親は我が子を戦争で奪われることはありませんでした。また、他の国の母親からも子どもを奪うことはありませんでした。

 参議院選挙は、この憲法九条を次の世代に無傷のままつないでいけるのかが、問われる大切な選挙になります。

 被爆地長崎の心そのままである憲法九条を守るために、比例代表でお世話になります春名なおあき元衆議院議員とともに、選挙区予定候補者として全力をつくします。

 いっせい地方選挙でお寄せいただいたご支援を、引き続く参議院選挙でもお寄せいただきますことを心からお願いいたしまして、あいさつとさせていただきます。