被爆地の心を国会に届けることができるのは日本共産党

 ふちせ栄子参院候補の、1月29日女性のつどいでのあいさつを紹介します。

 
あいさつする、ふちせ栄子参院候補 みなさん、こんにちは。ご紹介いただきましたふちせ栄子でございます。
 春を呼ぶ女性のつどいに、多くの方々にご参加いただきましたことに、私からも心よりお礼を申しあげます。

 今年は、12年ぶりにいっせい地方選挙と参議院選挙が連続して戦われます。私は、12年前のいっせい地方選挙で、旧大瀬戸町で初めての女性議員、初めての日本共産党の議員として議会に送っていただきました。
 国民健康保険税の引き下げ、乳幼児医療費の助成拡大と窓口負担ゼロを求めての一般質問が、私の初仕事でした。

 この時に、国民健康保険への国庫負担金を減らす。乳幼児の窓口負担をなくせば、ペナルティとして国民健康保険への助成を減らす。という国の政治の壁を実感しました。
 この壁をなくすためにも、今度は国政の場で働かせていただきたいと参議院選挙区に日本共産党からの立候補を決意しました。
 大きなご支援をお寄せいただきますように、まず最初に心よりお願い致します。

 みなさん、真面目に働いても働いても、生活保護の水準以下の暮らししかできないというワーキングプアが大きな社会問題となっていますが、県民生活を表す統計を見てみると、長崎県民は1ヶ月に全国平均よりも9時間も長く働いているのに、受け取る給与は6万1,000円も少なくなっています。

 全国で自殺者は8年も連続して3万人を超えています。10万人あたり24人です。長崎県では400人を超え、10万人あたり29人で5人も多くなっています。理由は全国では健康問題が一番なのに、長崎県では経済問題が一番です。

 長崎県での暮らしはいっそうきびしい状況になっています。県内各地どこへ行っても、暮らしを支えるはずの政治がその役割を果たしていない、それどころか暮らしそのものを壊していると実感する毎日です。憲法25条に保障された生存権を守る政治を取り戻したいと思います。
つどいに参加した石井副委員長と共に
 また、安倍首相は憲法の改定を参議院選挙の争点にすることを明らかにし、施政方針の中で一番強く押し出されたのも憲法改定手続き法案の成立です。憲法を守る正念場の選挙になります。しかし、民主党はこの争点から逃げました。それもそのはずです。自民・公明と共同して憲法改定手続き法案の提出をねらい、改憲を推進する民主党に自民党と対決する足場はありません。

 被爆地長崎の心を大切にする道は、二度と戦争を繰り返さないという憲法を守る道しかありません。被爆地長崎の心を国会に届けることができるのは、日本共産党のふちせ栄子しかいません。

 諫早干拓にも新幹線にも賛成して推進してきた民主党に、ムダをなくし増税をストップさせる足場もありません。
 私は、サッカーはできませんが、暮らしを守るゴールキーパーの仕事はできます。暮らし守れ、憲法守れの仕事は日本共産党とふちせ栄子にしかできません。

 今日のつどいの司会を引き受けて下さっている西村きえ子さん、そして小川きみ子さんがみなさんとともに切り開いてきた国政への道を、私はみなさんとともに奮闘し大きな道にして国会に出ていく、この気構えで頑張ります。

 政治の春を春名とともにと訴えている春名なおあき比例代表予定候補者とともに全力をつくします。どうぞよろしくお願いします。