ふちせ栄子候補が雲仙市に
街頭宣伝や福祉施設訪問
農業している男性を党に迎えることも
 10月25日、ふちせ栄子党県国会議員団事務所長(参院選挙区候補)は、雲仙市に入り
ました。

 同市の千々石町では、矢崎勝巳元町議と一緒に3ヶ所で宣伝カーから訴えました。
 矢崎氏は、「政府はいざなぎ景気を上回ったと宣伝しているが、その実感はない。安倍新政権は消費税について、09年度の引き上げを示唆している。そうなれば、千々石町の商店はいっそうきびしくなる」と指摘し、参院選での支援を呼びかけました。

 ふちせ栄子候補は、「大企業は、バブル期よりも1・6倍ももうけをあげています。 しかし、一方で真面目に働いても働いても生活が苦しい人達が増えています。小泉政権の時に、非正規の派遣労働や請負労働をしやすくしたからです。こういう政策に民主党も賛成しました」と、キッパリと批判。そして、「格差社会を広げ貧困を深くしている政治を変えましょう。日本共産党は企業献金を受け取っていていない政党だからこそ、大企業にどうどうとものを言うことができます」と、訴えました。

 演説を聴いた高齢の女性は、「介護保険料が二倍なった。年金は減り引かれるものが多くなって二カ月分の年金で一ヶ月分の生活しかできない」と、政治に対する怒りの気持ちを話していました。
 
 ふちせ栄子候補は、午後から上田篤市議とともに、同市の社会福祉法人「南高愛隣会コロニー雲仙」を訪問し、峰友信介常務理事・所長や釣船一満総務部長と懇談しました。

 峰友所長らは、「以前から障害者は施設内ではなく、地域でも生活を望んでいるのでそれに対応できるサービスシステムを構築してきた。法施行によって退所した人はゼロであり、施設入所2年で、その後は地域に帰り生活するための支援を続けていくシステムができている」など、施設としての様々な努力を紹介しました。
 同時に、「支援法で施設への事業費は25%カットされ、人件費のカットなどで対応している」と、苦しい経営状況も語られました。
 
 ふちせ栄子候補は、こうした活動の間にも、上田市議と野菜農家の夫婦に日本共産党への入党を呼びかけました。50代の夫Aさんは、「共産党には良いイメージは持っていなかったが、上田市議に相談にのってもらって、イメージと違うことがよく分かった」と、快く入党してもらいました。