ふちせ栄子さんが上五島に
漁協、役場、郵便局で懇談し、夜は「語る会」に
 
 ふちせ栄子党県国会議員団事務所長(参院選挙区候補)は、10月17日、五島市の橋本憲治市議とともに新上五島町に入りました。
 魚目郵便局で懇談する、ふちせ候補
 ふちせ候補らは最初に同町若松郷にある神部(こうべ)漁協で、高山佳史組合長らと懇談しました。高山組合長らは、「養殖を主にしているが、数年前から原価割れの状況」と、経営の厳しさを紹介。魚の保険負担などをもっと軽くしてほしい、などの要望も出されました。
 新上五島役場には、党支部が行った住民アンケートで寄せられた要求をまとめた「要望書」をもって、ふちせ候補、橋本市議、渡辺党支部長が訪問。町側は、江上悦生助役、荒木繁助役、下田政策企画担当理事ら6人が対応しました。
 橋本市議らは、45項目およぶ要望書を渡しながら、特に町民の雇用、国保料と介護保険料の負担減の要望が強いことを紹介しました。江上助役らは、「誘致したコールセンターには、新上五島町に申し入れる、ふちせ、渡辺、橋本の各氏正規採用を強く求めた結果、採用者の7割が正社員となった」など、雇用確保の努力について述べました。
 また、核燃料廃棄物処理場の誘致については、「町長も絶対に手を挙げないと言っている。心配しないでほしい」と、言明しました。
 魚目郵便局では法村明局長と、集配業務廃止問題などで懇談しました。

 ふちせ参院候補と橋本市議は町の中心部で街頭宣伝も行い、夜は同町の石油備蓄記念会館で行われた「日本共産党を語る会」に参加しました。語る会には19歳と20代の青年を含めて16人が参加。
 ふちせ候補は自ら語る会で話す、ふちせ候補と参加のみなさんの自己紹介とともに、日本共産党はどういう党かを、リーフレットを使って詳しく話しました。そして、住民には負担ばかりを押しつけ、発足後直ちに大企業減税をしようとする安倍内閣を批判し、日本共産党を伸ばして政治を変えましようと呼びかけました。

 参加した人たちからは、政党助成金の問題や、離島で生活費が高いなどの意見が出されました。