このたび、来年夏におこなわれる参議院選挙で長崎選挙区より立候補を決意しました、原口敏彦です。
 先の総選挙では、衆議院長崎1区より立候補し、大きなご支援をいただきましたが当選にはいたりませんでした。全国的にも日本共産党は大きく議席を減らす結果となりました。参院選では捲土重来を期して全力で頑張る決意です。
総選挙から1ヶ月がたちましたが、日本共産党が総選挙で訴えた政策、争点がいよいよ今日の政治の熱い焦点となってきているのではないでしょうか。先月末、日本人外交官2人がイラクで殺害され、イラク戦争後初めての日本人の犠牲者が出ました。こうしたなかで小泉内閣は、イラクへの自衛隊派兵の基本計画の閣議決定を明日9日にでも行い、「自衛隊のイラク派兵中止」をもとめる多くの国民の願いに逆らって、あくまで自衛隊の派兵を強行しようとしています。また、年金を口実とした消費税の増税も政府、財界、そして野党第一党の民主党が増税のレールをしこうとしています。いま、まさにこうした悪政と正面から対決する日本共産党の前進がもとめられているときはないと思っています。
 私は、「自衛隊のイラク派兵をやめよ」、「憲法9条を守れ」と平和を願う県民のみなさん、「消費税増税反対、暮らしをまもれ」と願うみなさんと力を合わせて、「国民が主人公」の政治の実現のために全力で奮闘する決意です。
 2003年12月8日
    日本共産党長崎県委員会 政策委員長 原口敏彦
立候補にあたって
12月8日、記者会見で原口敏彦氏が発表した所感です