高すぎる国保税や年金改悪やめての声

 長崎県入りした日本共産党の仁比そうへい参院比例代表候補と、原口敏彦同長崎選挙区候補は二十六日、佐世保市や佐々町で中小業者との懇談や街頭宣伝を行い、夏の参院選で日本共産党への支援を訴えました。
 佐世保市では、「しんぶん赤旗」の読者拡大でがんばる業者後援会の活動を激励するとともに、不況に苦しむ自営業者を訪ねて経営や暮らしの実態を聞きました。
 「高すぎる国民健康保険税(国保税)を何とかしてほしい」と訴えた業者婦人は、「十年前にくらべて売上げは半分以下。国保税だけでなく従業員の給与もまともに払えません、夫婦とも病気をかかえているけど病院にいけない」と話し、「こんな業者が多いんです」と付け加えました。
 仁比候補は、人間らしく生きる権利さえ奪う小泉内閣の政治を厳しく批判、「力を合わせて政治を変えましょう」と激励しました。
 佐々町では、役場前で二人そろって街頭宣伝。「年金にいちばん関心がある」と言いながら演説を聞いていた女性は、「税金の使い方がおかしいですね。年金や福祉はもっと優先的に考えてもらいたい」と話していました。
仁比候補、佐世保市などで懇談や街頭宣伝
「しんぶん赤旗」2004/3/29