「暮らしと営業守る政治への転換を」と訴え

 長崎市入りした日本共産党の仁比そうへい参議院比例代表候補は十八日、原口敏彦同長崎選挙区候補とともに、同市の民主商工会事務所や衛生公社などを訪れて懇談。山本誠一、堀江ひとみ両市議も同行し、「しんぶん赤旗」読者の拡大にも取り組みました。
 中小業者との懇談では、不況下で若者が必死に商売を続けようと苦闘している現実や、外資企業を使って「不良債権」のレッテルが張られ競売を強要されているという深刻な実態などが次々に出されました。
 仁比候補は、「小泉政治による貸しはがしの現実に改めて怒りを感じ、民商の役割の大きさを痛感します。夏の参院選で力関係を変え、若者が希望を持て、業者の苦労がむくわれる政治を何としてもつくりたい」と、支援を訴えました。
 「ついこの間まで自民党を応援していた」という男性は、「自民党に投票すれば金持ちになれると信じる者もいるが、だれが自分の味方かを考え共産党への抵抗感も少なくなっている」と、日本共産党の躍進に期待を寄せました。
 この日の行動では、「しんぶん赤旗」読者を3人増やし、男性1人に入党してもらいました。
仁比候補、業者らと懇談、悪政による貸しはがしの実態に怒り新た
「しんぶん赤旗」2004/2/20