イラク宣伝に、「がんばって」と高校生らが応援

 日本共産党長崎県委員会の原口敏彦政策委員長(参院選挙区候補)と諌早市の福岡洋一、西田京子両市議は五日、同市の中心街七カ所で街頭宣伝を行ない、自衛隊派兵反対と諫早湾干拓工事中止を訴えました。
 市役所前では、小雪が舞う寒風のなかを高校生や市民が首をすくめて通り過ぎます。原口候補は、自衛隊のイラク派兵をめぐる国会の動きについて、「都合の悪い情報は隠せと指示するなど、嘘とごまかしで派兵の国会承認を求め、答弁に窮して強行採決までおこなった」と、自民、公明両党の暴挙を厳しく批判。「大義も根拠も示せない、『派兵先にありき』の国会運営は許されない」と訴えました。
 福岡市議は、沿岸漁民の苦しみをよそに強行されている諫早湾干拓工事の現状にふれ、「調整池の中・長期開門調査こそ緊急に求められている」と、「よみがえれ有明海訴訟」への支援を呼びかけました。
 学校帰りの女子高生らが、「がんばって」と声をかけていました。
原口選挙区候補らが「大義も根拠もないイラク派兵やめよ」など諫早で街頭宣伝
「しんぶん赤旗」2004/2/7