「消費税引き上げは絶対いや」と日本共産党に期待の声

 総選挙での躍進をめざす、長崎県内で最初の日本共産党演説会が二十五日、五島・福江市の総合福祉保健センターで開かれ、松竹伸幸・党中央安保外交部長(参院比例候補)、西村きえ子・衆院九州沖縄比例候補、寺田敏之・同長崎三区候補が、国民いじめの政治転換と日本共産党への支援を訴えました。仕事帰りの市民や支持者ら約百人が参加しました。
 「長崎県崎戸町で生まれ、祖父母は五島・奈良尾町の出身」と前置きし支援を訴えた松竹氏は、小泉改造内閣の危険性について解明。「他国への侵略や軍事介入を意味する集団的自衛権を行使できるようにする改憲シフト内閣」と指摘、超無法国家の仲間入りをめざすものと批判しました。北朝鮮問題についても、「アメリカの核政策を容認する日本政府には、北朝鮮の核開発問題を正面から批判できない」とのべました。
 「サービス残業の撤廃」や「自民党長崎県連の受注企業献金問題」など、国政での日本共産党の役割についてのべた西村候補は、「いまの悪政を変えるには、カナメとなる日本共産党の躍進こそ重要」と訴えました。
 寺田候補は、元自民党青年部役員が「自民党を応援しても政治は悪くなるばかり」と、応援してくれた地域の変化をのべました。
 演説会では地元の三市議を代表して向原安男団長があいさつしました。 「共産党にがんばってほしい」という女性は、「福祉を削る小泉さんは見掛け倒し。消費税は引き上げどころか下げてほしい」と感想を話していました。
「非自民だけで政治は変わらない。悪政を転換するカナメ・日本共産党の躍進を」と総選挙での支援よびかけ
五島福江市で日本共産党演説会
松竹参院比例候補
西村衆院院比例候補
寺田衆院3区候補
「しんぶん赤旗」03/09/27