日本共産党の西村きえ子・衆院九州沖縄比例候補は二十二日、長崎県の大村市役所前など同市内の住宅地で、寺田敏之・衆院長崎三区候補とともに街頭演説をおこない、予想される総選挙で日本共産党とともに政治をおおもとから変えようと訴えました。
 寺田候補は、「小泉首相が壊したのは自民党ではなく、国民の暮らしと憲法の平和原則だった」と二年間の自民党、公明党の政治を振り返り、「(自衛隊イラク派兵で)命を失うこともある」と平気で答弁する小泉首相には暮らしも福祉も守れないと批判しました。
 西村候補は、「(自民党の悪政とともに)この十年間、細川政権など非自民を旗印にした政権交代も繰り返されたが、国民の暮らしも福祉もひどくなる一方だった」とのべ、「アメリカ追随、大企業優遇の政治を転換することがどうしても必要」と強調。国民犠牲の悪政を根っこから変える新しい政治を日本共産党とともに実現しようと支援を訴えました。
 「暑いですね」といいながら通りかかった女性は、「選挙があるんですね。いまの政治は何か心配です。年金も福祉も悪くなるし、アメリカのいうままでしょ」と話しました。
 演説の周辺では、「国民いじめの自公政治を変える力|日本共産党」の比例予定候補を紹介する赤旗号外を配りました。
西村きえ子比例候補寺田敏之3区候補が大村市で訴え
「しんぶん赤旗」2003/08/23