盆が明け久々に夏の日差しが戻った長崎。あの痛ましい男児誘拐殺害事件にふれ、「競争で子どもを追い込むのでなく、一人ひとりが社会からも家庭でも大切にされる教育こそ必要」と、少人数学級や小規模校存続を訴える西村きえ子候補の凛(りん)とした声が響きます。
 十九日は、原口敏彦衆院長崎一区候補とともに長崎市をまわり、核兵器廃絶やイラク問題、社会のゆがみや教育、暮らしの問題をとりあげ、国民に犠牲を強いる小泉政治の転換を訴えました。その声を聞き、歩みを止めた女性が「がんばって」と共感の手を振ります。
 いのち・平和第一の政治へ情熱いっぱいに語りかける西村さん。活動の原点は、あふれんばかりの子どもたちへの愛情です。「暑さに負けていられない」と、街頭演説などで県内をはじめ、九州各県を巡ります。
シリーズ
列島を駆ける
 衆院比例候補 西村きえ子さん  
    「しんぶん赤旗」2003年8月20日