つくる会演説会に会場いっぱいの900人
 筆坂秀世参議院議員・日本共産党政策委員長を迎えての「つくる会」演説会は1月11日、長崎市民会館・文化ホールで開かれました。
 オープニングは「うたごえ」の合唱です。
 「つくる会」の代表委員で弁護士の横山茂樹さんが、開会あいさつ。
 みなさんの力で「民主県政の実現を」とよびかけました。
 三ヶ島優樹さんは、諌早高校での高村暎さんの教え子です。「実直で正義感の強い先生」、「体験や実際の出来事などで、生きた世界史を教えてもらった」と体験を語りました。
 そして、卒業アルバムに「波風の立つ人生がよい」と書いてくれたことを紹介。「その意味は、平和や正義のために頑張ることだといまわかった」と語り、大きな拍手に包まれました。 
 演説会の司会を務めたのは、長崎民医連の森さおりさんです。
 また、あらゆる話は「手話通訳」されました。そのために3人の人たちが最後まで頑張ってくれました。(写真右)
 高村暎さんは、教師になって一番最初に担任になった生徒たちが書いてくれた「寄せ書き」を最初に披露しました。
 高村さんは「諌早湾干拓は県政転換の試金石」と強調。暮らしと教育を大事にする県政をみなさんとともにつくりたい」と、気迫を込めて演説。 参加者は、大きく長い拍手でこれにこたえました。 
 高村暎さんの演説を聞く参加者。会場いっぱいの900人が参加し、熱気に満ちたものになりました。
 日本共産党の筆坂秀世政策委員長は、時々ユーモアを交えて、県政と国政をきびしく批判。また、金子知事に諌早湾干拓受注企業から2200万円の献金が渡されていること事実を明らかにしながら、「国言いなりの県政では、県民を幸せにはできない。「教え子を再び戦争に送るな」ということを原点に活動してきた高村さんこそ、知事にふさわしいと力説。
 会場から大きな共感の拍手がおこりました。
 最後に、高村さんと筆坂さんに花束が贈られ、二人はこれを高くかかげて聴衆にこたえました。 なお、演説会参加者から、約26万円の募金がつくる会に寄せられました。