赤嶺政賢議員の
パキスタン現地調査報告会
 11.18長崎集会に参加した、日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員は集会を終えるとただちに別の会場でおこなわれた「日本共産党国会議員団パキスタン調査報告会」にのぞみました。
 「まだ地元の沖縄でも報告したことがない」と切り出した赤嶺議員は、「タリバン政権の崩壊で『アメリカの戦争が成功し、ビンラディンが追い込められた』とは、世界政治の実態を知った人はだれも思ってない」と強調。タリバンも北部同盟も略奪などをおこなってきており、国民から信頼されてないと指摘しました。
 そして、米軍に基地を提供しているジャコババードなどの現地調査を通じて、
●アメリカの戦争は報告戦争と受けとめられており、ビンラディンを英雄視する傾向が強くなり、テロリストの逃げ場をつくっていること。
●日本に求められているのは、人道的な支援であり、自衛隊の派遣は難民救援などにはかえって有害。例えば、求められているのは自衛隊の医者より、医療機器や薬品であること。
●憲法9条をもち中東の国々から、「兄弟」と特別に信頼されている日本が自衛隊を派遣することは、信頼をダメにすることにつながこと。
 などを詳しく報告しました。
 そして、日本共産党は日本の改革でも、世界の危機を打開する方策をもっていることを実感した。この党をもっともっと大きくするために力を尽くしたい、と結びました。