2011年2月県議会文教厚生委委員会
富江高校江などの閉校に対する討論3/10
【堀江議員】
 第28号議案「県立学校等条例の一部を改正する条例」については、住民の存続を願う声に背を向けて、富江高校、松浦東高校を初め、3校の閉校については認められませんので、反対をいたします。

 第29号議案「市町村立学校県費負担教職員定数条例及び県立学校職員定数条例の一部を改正する条例」につきましては、一つ、指導教諭の創設、これは私がこれまで反対してきた部分ですが、特2級の新たな級をつくって処遇に差をつけることは、これまで同等の立場で協力し合ってきた教職員集団を分断し、共同の取組に困難をもたらすことになりますので、中間管理職的な新たな階層をつくることは反対です。

 さらに、定数減、生徒の減もありますけれども、第28号議案との関係で、閉校のための教員減は認められないということで反対をいたします。

【中村委員長】
 ほかに討論はございませんか。

【山田(博)委員】
 第28号議案「県立高等学校条例の一部を改正する条例」ですけれども、私は、基本的にこの条例に対しては余り快く思っておりません。心は反対、しかし、体は賛成にいかないといけないという苦渋の選択をしなければいけないということ、これは先ほど堀江委員がおっしゃったように、地元の離島の高校が1校なくなるということは大変な思いがあります。

 その中で不満があるところは議案外でしっかり質問させていただきたいと思いますが、私が寺田教育長初め、教育委員会の皆さん方を信じているのは、二度とこういった、特に離島の学校は廃校しないような最大限の努力をするということを信じて渋々賛成をさせていただきたいと思います。

【中村委員長】
 ほかに討論はございませんか。

【中村委員長】

 ほかに討論がないようでございますので、これをもって討論を終了いたします。

 議案に対する質疑・討論が終了いたしましたので、採決を行います。

 まず、第28号議案について採決をいたします。

 第28号議案は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を願います。

【中村委員長】
 起立多数。

 よって、第28号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定をされました。

 次に、第29号議案について採決をいたします。

 第29号議案は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を願います。
 〔賛成者起立〕

【中村委員長】
 起立多数。

 よって、第29号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定をされました。