9月県議会 文教厚生委員会 9月24日
五島・有川病院無床化について
《質疑と反対討論》
【堀江議員】
 第128号議案について質問します。

 有川病院の無床化の問題で、私のところに、次のような県民の声が届きました。上五島に友住というところがあるんですが、バスで上五島病院まで行くとなると、半日かかる地域です。この地域には、崎浦診療所というのがあるんですが、そこが有川診療所崎浦分院になると住民は説明を受けています。今は火曜日から金曜日まで診療があるんだけれども、それが月・木の週2回だけになって、月・木以外は半日がかりで上五島病院まで行かなければならない。

 あと、バスで行くのは不便なので、知り合いに便乗して行くことになるが、そうなると、運賃のかわりにお礼の品を運転の方にあげると。少ない年金生活者にとって、そうしたお礼の品をあげるということは非常に負担が重いと。だから、有川病院の無床化については見直してほしいという声が私のところに届いているんですけれども、住民の声をどのように把握しておられるのか、お尋ねします。

【藤田医療政策課長】
 住民への説明はどうしたのかというご質問だと思いますが、新上五島町におかれては住民説明会ということで、6月25日に崎浦小学校地区対象、7月4日、有川小学校地区対象、7月6日に東浦小学校地区対象ということで、地元住民の皆様方にご説明をいたしております。

 以上でございます。

【堀江議員】
 そうしますと、そうした声というのは届いていないんでしょうか。私の方には、有川病院の無床化については納得できないといいますか、ぜひそのままにという声も届いているんですか。

【藤田医療政策課長】
 住民の皆様から、主な意見ということでお寄せいただいておりますけれども、確かに、今、委員がおっしゃるように、通院するための交通の利便性の確保というようなご意見も出ております。それから、上五島病院は入院患者の受け入れは可能かとか、そういったご質問とか、ご要望は出ております。

反対討論
【堀江議員】
 「長崎県病院企業団規約の変更に関する協議について」は、有川病院を上五島病院の附属診療所化にする内容ですが、住民の理解を理解を得られているとは思いません。

 今年3月定例会、長崎県病院企業団設立についての質疑の際、県内各地域の病院については、当時、病院事業者管理者が「11病院で発足し、すぐに切るという話でスタートするわけではない」と答弁をしました。しかし、その答弁から半年たつかたたないかの9月定例会で、早速、有川病院の削除です。

 住民から聞かれる声は、先ほど医療政策課長が答弁したとおり、交通の利便性、入院の確保、こういった不安とあきらめであり、納得ではありません。

 地元住民の十分な理解を得るための努力を求める立場から、第128号議案には反対いたします。