厚生環境委員会
学童保育の陳情に対する質疑
12月13日

陳情項目
県単独の補助の母子家庭等補助の減額と障がい児受け入れ補助の一部減額をしないで下さい。


こども未来課長
 母子家庭等補助の減額については、今後検討、それから、議会としては2月の議会に提案ということになろうかと思っております。
 現在、課からの提案は、4,000円にしたいということで提出しております。

堀江県議
 今回の陳情は、その5,000円を減額しないでほしいという陳情になっています。もちろん、今、結論が出ていないという答弁ですが、ぜひ、財政課に出した要求を撤回されて、5,000円を維持してほしいというのが今回の陳情の趣旨だと思っています。

 先ほど、子ども未来課長が財政状況に身の丈が合っているのかと、考えたと言われました。
 私は、それを言うのであれば、長崎県が5年先には厳しいと言いながら、5,000円を4,000円にしても新幹線はやるわけでしょう。
 そういう額からすれば、いくらですか。私は、福祉保健部長を先頭に、新幹線着工の名札をしていますけど、それをするんだったら、福祉の10%を守れというぐらいしてほしいです。私はそう言いたいです。

 知事は、今回の一般質問の関連質問でこういう回答をしました。「福祉の分野は、原則、カットをしない方向でやっている」と答弁をいたしました。「個別にあれば相談に来て下さい」と、知事はこんなに言ったんですよ。
 そうであれば、母子家庭の5,000円を1,000円削ると、それは知事に相談したんですか。知事に相談に行って下さいよ。「個別にあれば相談して下さい」と言ってるんですから。そこら辺の見解を求めます。

子ども未来課長
 まだ、知事のところには、この4,000円の件は行っておりません。ご意見として承りました。

堀江県議
 「母子家庭が厳しい状況は理解する」と子ども未来課長は言われました。ですが、非常に大変です。
 確かに、生活保護の母子加算廃止については中止になりましたけれども、本当に厳しいんですよ。そういう意味では、知事も本会議関連質問の答弁で、「福祉はカットしない。個別に何かあれば相談に来なさい」と言ってるわけですから、私は知事に、この5,000円を1,000円削るということについては、撤回しないような財政措置をしてほしいと強く要望していただきたい。この陳情の趣旨の立場で要望させていただきたいと思います。